文字の起こし方(仕様)の違い|ケバ・素起こし・整文とは?
- 文字起こし
弊社では原稿のご利用目的に合った最適な起こし方をご提案できるよう、さまざまな選択肢をご用意しております。
文字の起こし方の違いによりどのように仕上がりが変わるのか、例を挙げて説明して参りますが、以下の図で示したように下へ行くほど整文の度合いが強くなります。
■素起こし ケバあり
「ケバ」や冗長な言い回し、繰り返しの表現なども含め、ご発言すべてを文字に起こします。音声認識の研究資料、会話・言葉の分析素材に向いています。
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えー、本日はお忙しい中お越しくださり、それとお寒い中お越しくださり、誠にありがとうございます。わたくしは、あの、田中と申します、本日の司会進行の担当なんですけど。えっと、後半のディスカッション部分の進行は鈴木のほうで行いますが、はい。
まずはお配りしております、議事次第がお手元にあるかと思いますが、2ページ……、失礼いたしました、3ページを開いていただければと思います。あれっ、あっ大丈夫ですね、皆さん持ってますよね。ちょっと、1-1を見てもらいたいんですが、あのー、「本年度の課題」というところで、やっぱり今結構大変なのが運営。運営なんです。皆さんあまり知らないかもしれないですが、これは古いデータなんですが、えー、今はこういうふうな形ではなくてもっと整理された形になっています。
■素起こし ケバ取り
「ケバ」以外のご発言を、そのまま文字に起こします。会話のニュアンスや発言者のクセなども再現された、臨場感のある文章に仕上がります。話し手の雰囲気を生かした講演記録やインタビュー記事に向いています。
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本日はお忙しい中お越しくださり、お寒い中お越しくださり、誠にありがとうございます。わたくしは田中と申します、本日の司会進行の担当なんですけど。後半のディスカッション部分の進行は鈴木のほうで行いますが。
まずはお配りしております、議事次第がお手元にあるかと思いますが、3ページを開いていただければと思います。大丈夫ですね、皆さん持ってますよね。ちょっと、1-1を見てもらいたいんですが、「本年度の課題」というところで、やっぱり今結構大変なのが運営。皆さんあまり知らないかもしれないですが、これは古いデータなんですが、今はこういうふうな形ではなくてもっと整理された形になっています。
■軽く整文
ご発言内容を漏らすことなく文字に起こしつつ、「ケバ」は取り除き、不要な繰り返しなどを整理します。ご発言者の雰囲気を残しつつ、読みやすい文章に仕上がります。各種会議や講演の汎用的な記録に向いています。
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本日はお忙しい中、お寒い中お越しくださり、誠にありがとうございます。わたくしは田中と申します、本日の司会進行の担当です。後半のディスカッション部分の進行は鈴木が行います。
まずはお配りしております、議事次第がお手元にあるかと思いますが、3ページを開いていただければと思います。大丈夫ですね、皆さん持ってますよね。1-1を見てもらいたいんですが、「本年度の課題」というところで、やっぱり今結構大変なのが運営。皆さんはあまり知らないかもしれないですが、これは古いデータで、今はこういうふうな形ではなくてもっと整理された形になっています。
■しっかり整文
「軽く整文」に加え、語順の入れ替えや文の長さを調節し、すっきりとした読みやすい文章に整えます。また、お客様のご希望に合わせて「です・ます調」や「だ・である」調での統一も可能です。読みやすさを重視した議事録や報告書、印刷物に向いています。
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本日はお忙しい中、お寒い中お越しくださり、誠にありがとうございます。わたくしは本日の司会進行担当の田中と申します。後半のディスカッション部分の進行は鈴木が行います。
まずはお配りしております、お手元の議事次第の3ページをお開きください。1-1の「本年度の課題」というところをご覧いただきたいのですが、やはり今結構大変なのが運営です。皆さんはあまりご存じないかもしれませんが、これは古いデータで、今はもっと整理された形になっています。
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どのような仕様が適切かお迷いでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。